ぎっくり腰になってしまったら
ぎっくり腰とは?
正式名 「急性腰痛症(きゅうせい ようつうしょう)」
急な身体のねじりや、重いものを持ち上げた時などに発生する急性の腰痛が「ぎっくり腰」です。 欧米ではその病態から 「魔女の一撃」(Hexenschuss,独)と呼ばれ恐れられています。
ご家庭での対処方法
・氷水で冷やす。 (温めてはいけません)
・安静にする。 (痛い側を下にすると痛みがやわらぐケースが多い)
しかし、家庭での応急処置だけでは、
余計にこじらせてしまい、長期化する可能性も…
ここはひとつ、
ぎっくり腰治療の経験豊富な専門家に任せてみては?
ぎっくり腰の治療ならおまかせ下さい。
- ステップ1しっかりとお話をお伺いし、状況を把握します。
治療前にご記入いただいた問診票の内容を元に、ぎっくり腰になってしまった経緯について、 なるべく詳しくお話しください。
また、現在の痛みの状態についてもお伺いいたします。患者さんの痛みを深く理解する事で、より効率的な治療プランを計画する事が可能になります。
- ステップ2患部の状態を確認し、わかりやすくご説明します。
エコーを使って筋肉の内部を観察し、モニター画面を直接お見せしながら現在の腰の状態を解説します。
次に、触診を行います。
実際に患部に触れて確認し、体の状態を把握します。現在の体の症状と腰の状況を踏まえた上で、今後の治療プランについて、わかりやすく丁寧にご説明いたします。
原因を究明するために、日常生活の様子について、質問をいたします。
改善すべき点があった場合は、必要に応じて、 ぎっくり腰の再発防止を目的とした、生活習慣の指導も同時に行います。説明に納得がいくまで何でもご質問下さい。
- ステップ3物理療法機器を用いた治療。
決まった治療パターンはありません。
患者さんごとの症状と程度に応じた治療計画をプランニングし、高周波治療器など、物理療法機器を用いて治療いたします。
必要に応じて、プロスポーツ選手も使用している、Ito530[※1]も治療に導入いたします。
また、特にIto530の使用をご希望される方は、遠慮なくお申し付け下さい。
可能な限りの手段を用いて、ぎっくり腰に即効性の高い治療プランを作成し、治療いたします。[※1] Ito530 とは、オリンピック選手村をはじめ、世界柔道選手権、サッカーワールドカップにも採用されている、世界最高水準の立体動態波による総合刺激装置です。
[参考] 総合刺激装置 ES-530 伊藤超短波株式会社 販売価格 316万円(税抜) - ステップ4電気鍼(はり)による治療。
物理療法で十分に身体が温まったら、鍼(はり)治療を実施しします。
鍼を使って皮膚の内部から患部をダイレクトに刺激するため、必然的に治療効果も高まります。多くの場合、治療には「電気鍼」を用います。
鍼で患部のツボを刺激するのと同時に、金属製の「電気鍼」専用の鍼に電極をつなぎ、患部全体に低周波パルスを流します。 筋肉をほぐし、血行を促進させる事で、鍼による治療効果が増幅されます。電気鍼(はり)は、ぎっくり腰の治療に高い効果を期待できる治療方法として、近年最も注目を集めています。
- ステップ5テーピングなどによる処置。
湿布を貼り、必要に応じて、テーピングによる術後処置をいたします。
テーピングは、施術者の技術力の差がはっきりと出る、基礎的かつ掘り下げれば奥深い処置技術です。
当院は、名古屋ウイメンズマラソンの 特別メディカルチームを務めるなど、プロゴルファー・力士・オリンピック選手など、多くのアスリートの治療を手がけています。
また、ヒクソン・グレイシーが名誉会長を務める 全日本柔術連盟 からは「ヒクソン杯 国際柔術大会」や「インターナショナルプロ柔術大会」の、 専属メディカルトレーナーの依頼をご指名で受け、 2010年から現在まで、長く務めております。
プロ格闘家に実施するテーピングと、同じレベルのテーピング技術を用い、必要に応じた術後処置をいたします。
処置が完了し次第、本日の治療は終了となります。 - ステップ6気になる治療料金は?
当院は、健康保険・労災保険・各種保険取扱い医療機関です。
疾病の度合いによって異なりますが、症状が中程度のぎっくり腰の場合、 治療料金は保険適応で、およそ2,000円以内とお考え下さい。
2回目以降の料金は、平均で 500円~850円程度となります。
料金にひらきがあり、個人差が差が生じるのは、健康保険の負担割合、症状に応じた治療部位数などの違いによるものです。※ 初回ご来院時には健康保険証を必ずご持参下さい。
※ 初回治療時に限り、初診料が別途かかります。