『はり・灸・マッサージ』を用い ケガや体調を整え、毎日の健康を保つ施術をします。

シミ・色むらに向き合う東洋医学視点と美容鍼の使い方

シミや色むらは「紫外線だけの問題」と思われがちですが、東洋医学では〈気・血・水〉の巡りの乱れや、肝(ストレス応対)・脾(消化)・腎(回復力)のバランス低下も要因と考えます。血行が滞る「瘀血(おけつ)」や、乾燥による「血虚」、ストレス起因の「気滞」があると、ターンオーバーが乱れ色素が滞留。ここに日常の摩擦や寝不足が重なると、シミが濃く見えやすくなります。

美容鍼は微細刺激で真皮の働きを促し、局所の血流と自律神経のバランスを整えるのが特長。色むら対策では、こめかみ〜頬骨弓の緊張をゆるめ、目の下〜頬の微小循環を上げる配穴が鍵です。併せて咬筋・側頭筋を緩めると、噛みしめ癖による顔面の血行不良も改善へ。全身では足三里・三陰交などで「脾腎」を補い、内側から代謝の底上げを狙います。

頻度の目安は、最初の4〜6週は週1、その後は2〜3週に1回へ移行。施術当日は過度な運動・飲酒・長風呂を避け、水分と睡眠をしっかり確保してください。ホームケアは「低刺激×保湿×紫外線防御」を徹底。朝はビタミンC誘導体、夜はレチノールやナイアシンアミドを“少量から”導入すると相性が良好です。摩擦を避けるため、クレンジングはぬるま湯・短時間・押さえ拭きが鉄則。

ポイントは「抜く→入れる→守る」の順番。美容鍼で巡りとターンオーバーの土台を整え(抜く)、必要成分を効かせ(入れる)、紫外線と摩擦から守る(守る)。体質に合わせた設計で、シミ・色むらは“薄く見える肌”へ。名古屋で東洋医学×美容鍼のアプローチをお探しなら、まずはカウンセリングであなたの巡りタイプから見極めましょう。