テカるのに頬はカサつく――そんな“インナードライ”は、皮脂そのものよりも自律神経の乱れ・血行不良・筋緊張が背景にあります。美容鍼は表皮ではなく筋・神経・微小循環へ働きかけ、皮脂分泌のばらつきを根本から整えるアプローチです。
なぜ美容鍼で皮脂が整うのか
- 交感/副交感のバランス調整:ゆるやかな刺鍼刺激で副交感神経が優位になり、過剰な皮脂指令をクールダウン。
- 微小循環の改善:血流が上がると水分保持機能が回復し、乾燥由来の“防御性皮脂”が減少。
- 表情筋のこわばり緩和:咬筋・側頭筋がゆるむとTゾーンの詰まりと毛穴開きの悪循環が切れます。
代表的なポイント
- 顔:迎香・上迎香・太陽・地倉・下関
- 頭皮・体:百会・合谷・内関・足三里
局所(小鼻・額)と全身(自律神経)を併用するのがコツです。
施術頻度と目安
- 導入期:週1回×4〜6回で油水バランスの土台づくり
- 安定期:2~4週に1回で維持
皮脂量の偏りは“徐々に均される”イメージ。写真や触診で経過を可視化すると最適間隔が決めやすくなります。
ホームケア(相乗効果)
- 洗いすぎNG:弱酸性の洗顔+ぬるま湯。
- 導入→保湿→油分でフタ:軽い導入液→セラミド系保湿→薄いオイル。
- 就寝1時間前ルール:スマホ・カフェインを控え、睡眠の質を上げて皮脂の昼夜差を安定。
名古屋・南区のあおぞら鍼灸接骨院では、肌タイプ別に本数・刺激量を微調整し、Tゾーンは控えめ、Uゾーンは保湿重視の“左右非対称設計”で施術します。テカリとカサつきの同居に悩む方は、表面だけでなく神経・血流・筋から整える美容鍼をお試しください。

