美容鍼は、肌の引き締めやリフトアップに効果があるだけでなく、心身の緊張を解きほぐす「リラックス効果」でも注目を集めています。そして、このリラックス効果をさらに高める方法として、いま注目されているのが“呼吸法”の併用です。
呼吸は、自律神経に直接働きかける数少ない手段のひとつ。浅く早い呼吸が続くと交感神経が優位になり、緊張状態が続いてしまいます。逆に、深くゆったりとした呼吸を行うと副交感神経が優位になり、心が落ち着き、筋肉のこわばりも和らぎます。これにより、美容鍼の施術効果がより浸透しやすくなるのです。
特に美容鍼は、顔や頭部、首などに鍼を打つことで、血流を促進し、老廃物の排出を助けます。そこに深い呼吸を取り入れることで、体内の酸素供給が高まり、細胞の修復や代謝がよりスムーズに行われるようになります。つまり、「美容鍼+呼吸法」は、美肌や小顔効果を引き出すだけでなく、心身全体を整える相乗効果が期待できるのです。
では、美容鍼の施術中や前後におすすめの呼吸法とはどのようなものでしょうか?
それは、“腹式呼吸”と“4-7-8呼吸法”です。
腹式呼吸は、お腹をふくらませながらゆっくり息を吸い、長めに吐き出す方法。これを繰り返すことで、自然と副交感神経が優位になり、全身がリラックス状態に導かれます。
もうひとつの「4-7-8呼吸法」は、4秒かけて吸い、7秒息を止め、8秒かけてゆっくり吐くというメソッド。美容鍼中にこのリズムを意識することで、鍼の刺激が心地よく感じられ、眠ってしまう方も多くいらっしゃいます。
名古屋のあおぞら鍼灸接骨院では、美容鍼の施術時にこうした呼吸法のご案内も行っており、多くのお客様が「より深く癒された」と実感されています。美容だけでなく、睡眠の質の向上やストレス軽減にもつながる呼吸法の併用は、まさに“内側から整える美容”への第一歩といえるでしょう。
忙しい日常を過ごす現代人にこそ、美容鍼と呼吸法の組み合わせで、自分自身の美と健康をじっくり見直してみてはいかがでしょうか?